自己破産から豊かさへの軌跡~LUCYの日記

アラフィフおひとりさまLUCYが借金・自己破産・生活保護というどん底から豊かさを受け取れるようになっていくストーリー

生活保護の申請をするまで①

先日、生活保護の申請手続きをしました。

私が生活保護の申請をした経緯をお話します。

 

おはようございます、LUCYです😊

このブログは、50代アラフィフで発達障害ASDと診断された私が

借金700万円を抱えて自己破産、生活保護という

転落人生から復活していく(予定)道のりを書いています。

 

コロナ禍での生活保護の申請。

失業者も増えている今、新規の受給申請は受け入れてもらえないのではないか、市役所の担当者の方も厳しい対応をされるのではないかと心配しておりました。

ネットで調べたところ、気軽に相談できるようではないという書き込みをいくつか見たからです。

ところが、実際はとても親身になって話を聞いていただき、スムーズに申請処理は済みました。

 

私が思うに、理由は2つあります。

1つは私が1人で生活保護の窓口に行ったのではなく、市の生活支援センターの担当者と一緒に話を聞きにいったから。

生活支援センターの方が、市役所の生活保護の窓口に電話して面談の予約を入れてくださり、それから一緒に市役所に行ったのが大きかったのではないかと思います。

(生活支援センターについては、後述します)

 

2つ目は私が発達障害でうつであること。精神障害で働けない、ということを説明したからではないかなと思っています。

 

市の生活支援センターとは、市役所とは別の組織で私の住んでいる市が独自に用意してくれているもので、どの自治体にもあるものではなさそうです。

 

この支援センターは自己破産の手続きを依頼する予定の弁護士さんから紹介してもらえました。市役所などでは、担当が別れているため各部署の横の繋がりが希薄で縦のサポートしか紹介してもらえなかったりしますが、この支援センターはそういうしがらみがなく、その人に合ったいろんなサービスを紹介してもらえて自立支援できるようにしてもらえますよ、と教えてもらったのです。

 

なので私は生活保護を受ける前に、その支援センターに連絡をして自分の現状を説明して自分が自立できるようなサポートをお願いしたい、と面談を受けることにしました。

 

初めての面談は私の近所の市役所の支所内で行われ、そこで詳細を説明しました。

今は働けずに収入が途絶えていること、病院からうつの診断をうけていて、可能なら休むように言われていることなど。

 

生活支援センターの担当者の方からそこで「生活保護の申請」を勧められました。

ただ、私の場合は今住んでいる自宅サロンの家賃が規定を大幅に超えているために引越が必要であるということでした。

 

引越はこれまでも10回以上しており、得意なのですが、今の私にはとてもストレスで想像しただけでブルーな気分になりました。なので、一日考えさせてほしい、と言いましたが「今から話だけでも聞きに行きませんか?」ということで市役所の生活保護の担当者のところに話を聞きに行ったのです。

 

そして今となっては非常にありがたいのですが、その時は半分強引な形で市役所の生活保護担当者の方のところに連れて行かれました。

支援センターの方との同伴で行ったからか、生活保護担当者の方は非常に親身に話を聞いてくださり、私も安心してこれまでの経歴やこうなったいきさつなどを一通り説明しました。

 

印象的だったことは、最初に「生活保護は国民の権利なのですよ。」

と、憲法の文章を紹介して説明してくれたこと。

私が生活保護を受給することを卑屈に感じたり、こうなった経緯を悲観しないように配慮してくださったことに嬉しく思いました。

 

その後、生活保護についての説明を受け、私が受給条件を満たしているかの確認をいくつかした上で、生活保護を私が受けるかどうかの意思を確認されました。

 

引越についてはまだ抵抗感は残っていましたが、生活保護を受けることで私が得られるメリットを考えるとそこは我慢するしかないな、と思いました。

 

ほかにもたくさんメリットはありますが、今の私にはこの4つは特に大きいです。

 

・引っ越し代や敷金など転居にかかる費用は負担しなくてよい

・自己破産にかかる費用がタダになる(弁護士費用と破産管財人費用 約40万円以上)

・病院での治療費の負担がいらない

・生活、お金の心配なしに体を休めて治療に専念できる

 

この4つはほとんどが「お金」にまつわることです。

今の私はお金を稼げる体と心の状態にないため、多少キツくても引越して生活保護を受給したほうがよいな、と感じました。

 

この日は申請に必要なものを教えてもらい、申請に伺う日を約束して終わりました。

その後、生活支援センターの方に自宅まで車で送ってもらいました。

私が懸念している引越の大変さについて心配してくださり、片付けやゴミ出しなどもサポートしてくださるそうなのです。

ただ、これは発達障害ならでは?なのかもしれませんが、片付けができないくせに人にものを頼むのが苦手、自分のペースでできないことにストレス感じる私としては、それを聞いただけで居心地の悪さを感じてしまい、「ではお願いします!」と素直に言えなかったです😅

 

私が困っているのは、捨てられないこと。

スキャンしておきたい書類や未整理の書類の山がたくさんあり、これは捨てる、残すといった選別ができないことです。

知らない人に来てもらって、ガガーーっとすべてをごみ袋にいれる、というのではないです。

 

でも、家に帰って来てから考えました。去年から家賃の安いところに引っ越したい、全捨離したいと思っていたので今回はいいチャンスかもしれない。

引越費用も負担してもらえるので、やっぱり人生を立て直すのに必要なことであると。

そう思うと、生活保護の受給は

・うつの治療に専念できる

・お金の心配せず自己破産の手続きを勧められる

という点で、全部私の願いどおりになっていることに気が付きました。

 

家族からはいろいろ言われたりしていますが、

生活保護の受給は私が人生を立て直すのに「必要な選択」と言えます😊

これも大いなる存在のお導きだな・・とさえ感じるのです。

 

今の状況を私がどう感じているかについては、

また次回書きたいと思います。

 

今日もお読みいただきありがとうございました。

笑顔の一日を

 

LUCY